2017.09.29
より良い授業を作るためには、メイン講師とサブ講師の連携が不可欠です。
しかし、普段の業務では、双方がそれぞれどのような考え方をしているのか、どんな動きを望んでいるのか、中々聞くチャンスがないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、サブ講師対象に、授業運営や学生サポート、メイン講師との連携で困っていることを解決できる「サブ講師勉強会」を9月16日(土)に実施いたしました!
指導いただく講師は、弊社スクールnoaのインストラクション講座や、大学・企業研修を長年担当し、受講生・クライアント双方から信頼が厚い、谷脇先生です。
参加者は、サブ講師としてスタートされたばかりの方だけでなく、メイン講師経験もある方も多く、大学のみならず色々な講座を担当されている先生方が参加されていました。
グループでのディスカッションを多く取り入れ、講師自らの課題や、メイン・サブ講師の役割、必要なスキルについて、メイン・サブ両方の意見から具体的な事例をもとに掘り下げて考えていきました。
意見発表の後には、谷脇先生がメイン講師の立場からも補足・まとめを行い、自らのエピソードを交えて展開され、参加された皆さんは、具体的にどうすれば良いかが理解できたとのことでした。
当日の様子(意見発表のご様子)
(谷脇先生の解説)
普段は話す機会のない先生方と、意見を交わし、横のつながりが出来る。
共感や新しい気づきがある。
それが、勉強会の醍醐味だと考えています。
また、メイン・サブ講師と役割は違っても、共通の大学の要望・目的・目標のために授業運営に取り組んでいることが再認識され、今後の業務のモチベーションアップにもつながったと、多くの講師から意見が挙がりました。
ここで参加いただいた方々から頂戴したアンケートを一部ご紹介いたします。
(アンケート一部抜粋 紹介)
・サブの役割の大切さを再確認できたのでモチベーションもアップしました。
次はメイン講師めざして、まずは模擬授業の準備をしたいと思います。
・ディスカッションをする中で出た内容に注意しながら、サブの仕事をより丁寧に行いたいと思います。また、自分がメインの立場に立った時も、サブの先生に信頼してもらえる講師でいられるように、今回学んだサブの視点を取り入れていきたいと思います。
・毎回新しい仕事場に行き初めてお会いする先生のサポートをするのは、不安と緊張の連続でした。しかし、今回このような勉強会に参加させていただいて、皆さん同じ気持ちでインストラクターという仕事をしていることがわかり、さらに皆さんインストラクターのお仕事が大好きなのだということがわかり、今後仕事をしていくうえで、技術面はもちろん、精神面でも勉強になることが沢山ありました。
・メインもサブも最終的には同じ目的をもって授業を運営している講師である。その最終目的に到達するためにはサブとして学生とのコミュニケーションと距離をしっかり図り、またメイン講師との打ち合わせを大事にし何を求められているのかを確認することが重要、そのうえでより授業が順調に進むように自分が何をすれば最善かを常に考えて授業に臨むことが必要であると理解しました。
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今回は、「サブ講師勉強会」を実施させていただきましたが、今後も、お互いを刺激しあい、学びあえる関係性・環境を大切にして参ります。
より良い授業づくりのために、様々な勉強会を企画してまいりますので、是非次の機会にご参加くださいませ。