なりたい.comの運用元、株式会社ワークアカデミーでは現在、年間約50件の秘書検定2級対策講座を提供しています。
2017年3月31日、講師経験の浅い方から大ベテランの方々まで、16名の講師にご参加いただき、秘書検定2級対策講座の勉強会を実施いたしました。
今回講師を務めていただいたのは、秘書講師歴数十年になる、青山 多満美講師!
青山講師はクラスの一体感と学生の主体性を大事にし、秘書検定が目指す「人柄教育」を実現する授業を展開されていて、合格率は平均80%以上※1を誇る講師です。
※1)2015/2016年度 大学内講座実績
今回は、青山講師が講座内で活かせるノウハウをいくつかご提供いただき、「過去問題解説(第111回)」と「受講生のモチベーションコントロール」という2大テーマで実施をいたしました(一部有料)。
当日の様子(挨拶後の自己紹介の様子)
(講義風景)
実際に学生に指導をするように、挨拶から始まり、グループワーク、ペアワークのセッションを取入れ(なんと、その数3時間で18回!)、参加いただいた講師の方々には、青山講師の「学生の主体性を引き出すモチベーションコントロール」を体験いただきました。
講師の仕事は、ややもすると孤独になりがちです。
長年講師をされていても、時に自分のやりかたで正しいのだろうかと迷う瞬間があるのではないでしょうか。
ほかの講師のやり方を知る・体験する・共に考えることで、自分のやり方を見直し、新たなやり方を見出すこともできますよね。
ここで参加いただきました方々から頂戴しましたアンケートを一部紹介いたします。
(アンケート一部紹介)
・初めてのことで全てが凄かったですが、正解以外の言葉のキーワードを拾って、そのキーワードに絡めて別の問題があるということを学生に伝えられていることが凄いと思いました。また、その絡めてチョイスされた問題も実に良い問題でした。
「テキストに載っていない問題も出る」ということを学生に伝えることの必要性もわかりましたし、テキストに載っていない問題を例題として解説されたことが凄いです。
何より、青山先生の説明の仕方が学生目線でとても分かり易かったです。
・普段、過去問題の分析は個人で行っていますので、どうしても独りよがりな解釈に終始してしまいます。経験豊かな青山先生のご指導はもちろん、グループで様々な先生の考え方をうかがって、自分一人では到底考えつかない解釈やわかりやすい説明の仕方、問題から広げてさらに学生たちの理解を深める方法など、幅広く深く学ぶことができました。
・グループで話し合う時間が多く、初めてお話しする先生方とのコミュニケーションもはかれて楽しかったです。具体的な雰囲気作りや教え方のノウハウも満載で、学びが深かったです。
・青山先生の大ファンになりました。正直、大学講師という仕事は、合格率を上げてナンボで、学生の気持ちに寄り添って秘書検定を学んでもらうというよりは、合格できる為の教え方を優先する世界だと思っておりました。ところが、青山先生は、そのどちらも叶えることのできる先生で、合格率を確保しながら、しっかり生徒に寄り添って秘書検定の良さや大切さも伝えられる。
大学講師でそれが可能なのだと知りました。
今回は秘書検定2 級対策講座の勉強会ということで実施をしましたが、今後は講師同士の横の交流機会を深め、講師同士がお互いに切磋琢磨できる環境を提供したいと考えております。